海外と日本の風景が違うく見えてしまう理由に納得。

エッセイ

洋画を観ていていつも思うことは
「海外の街並みって綺麗だよなぁ~ 住んでみたいなぁ~」
です。

なんで日本だとあんなに綺麗な街並みにならないのでしょうか?
みなさんご存知でしたか?

海外の綺麗な街並みには電線が無い

日本の街並みと言えば、電線、電線、電線。
どこに行っても電線が待ち中を埋め尽くしています。
田舎へ行けば高圧電線の鉄塔が山の自然あふれる景色を台無しにします。

そう、海外の街並みとの大きな違いはこの電線にあります。
洋画を見ていても、うっとりする街並みには電線がありません。
もちろん電線が日本の様に電柱によって露出している国も実際にはちらほらあります。

電線が見当たらない国は、実は電線を地中に埋めています。
それは日本のガス管や水道管と同じように道路の下に埋められているのです。
こうすることでヨーロッパなどの「デザイン(景観)を大切にする国々」は電線を埋めて美しい街並みを築いてきたんですね。

日本ではなぜ電線を埋めないのか

これは単純に電線を地中に埋めるという発想がなかったのが大きな原因です。
もともと日本人はデザインなどの見た目、景観と言ったものを意識する人種ではなかったのではないかと思います。
もちろん意識していた方々は多くいらっしゃったのですが、こういった公共的な工事をする立場の人たちの中にはいなかったのではないかというのが大きな要因だと思います。

ただ、日本でも今後電線の地中化計画というのは進んでいて、一部の地域では電線を地中に埋めて街づくりをしています。
しかし既存の街並みでは地中化は予算がかかりすぎてしまい検討はされているものの実現は難しいのが現象です。
電柱を無くし地中に埋めるためには、まずアスファルトを壊し、掘削し電線を埋めるための補強ブロックを入れ、後々管理できるように人が通れるくらいの大きさを確保し、さらに埋め直しアスファルト舗装しなければならないので、浄化槽から下水道に変わった程度の工事とは比べ物にならないほどの費用が掛かってくるわけですね。

数年後、数十年後の日本が電柱0本になっていたら、今よりも観光は盛んになって海外からももっと高評価を得られると思うのは、私だけでしょうか。。。

あなたは電柱と電線、どう思いますか?

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