デザインにおいて写真の反転がNGな理由

DTP

デザインをするにあたって、クライアントから「写真の向きが悪いから、反転して使って」などという指示がくることがある。
だが!断るのである。
反転はデザイン業界にとってNGであることをちゃんと理解しておこう。

人物は特にNG

名刺やホームページで位置の関係上人物の向きを変えたいことがあるが、人物の画像反転は大きな失敗になるのでNG。
まず「ほくろ」や「歯の並び」、といった人体に関するものから、スーツの胸ポケット、シャツのボタンの向き、着物の着付けの向きといった衣類に関するものまで左右を反転すると落とし穴が必ずある。
いくらクライアントがOKを出してもこればかりは断る方が吉。

料理写真

料理は配置が決まっているので、左右反転するとこれもまた「マナーの知らないお店」というレッテルを貼られてしまう可能性がある。
また、箸置きの向きだけでも大きな違和感を感じられてしまうだろう。

文字が写っていないかを確認

どうしても反転したい、反転しても問題ないだろうという画像の場合、文字が写っていないかだけ必ずチェックしておこう。文字によって反転写真だとばれてしまうのはもったいない。

基本的なことではありますが、知らないとついやってしまうこともあります。ミスを未然に防ぐためにも基本的な知識はつけておきましょう。

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