井戸は埋めない方がいい?井戸を埋めてしまった人の話
昔の人の話には意味がある。
昔の人はなぜそんなにいろいろなことを知っていたのだろう?と不思議に思えるほどよく知っていた。
それは生活の知恵であったり、生きていく上での知恵であったり、無駄なことはほとんどない。
そんな古人の言葉にこんな言葉がある
井戸は埋めてはいけない
現代において井戸と出くわすことはきっと少ないかと思う。しかし地方に行けばまだまだ井戸はたくさん残っており、「不動産を探していたら気に入った土地に井戸があって・・・」なんて話もこの先でてくるかもしれない。
そんな時のために、井戸を埋めてはいけない理由について知っておく必要があるのではないだろうか
井戸を埋めてはいけない理由
昔の人が言うには、「井戸には水神様がいらっしゃるから、ご祈祷もせずに埋めるのは罰が当たる」らしい。
もともと井戸は水神様から生活に困らない水を分け与えてもらっているもので、井戸を掘る際には水神様に「水を使わせてください」とお願いをしたそうだ。
それなのに使わなくなったら水神様にお礼と感謝もせずに埋めてしまうのは、確かに罰当たりな感じがする。
実際に埋めてしまった人の話
ご祈祷をして井戸を埋めた方とたまたまお話をする機会があった。
その方が井戸を埋めたのは今から6年前。ちゃんと近所の神主さんにご祈祷していただき埋めたのだそう。
しかし、その頃から身体に変化がおきたそうな。
最初の変化は腸のポリープ
井戸を埋めてまもなく、腰のあたりに強い痛みを感じ病院へいくと、腸に大きなポリープが見つかった。
幸い悪性ではなかったものの切除するために手術を余儀なくされる。
徐々にろれつが回らなくなる
これは本人曰く遺伝だそうだが、脳の病気で徐々に筋肉の機能が低下するのだそう。それによって徐々に滑舌が悪くなり最近では自分の名前もなかなか言えないのだそう。遺伝とはいえ、井戸を埋めてから発症するというのもなんだか意味深ではある。
徐々に増す首と肩背中の痛み
ちょうどその井戸を閉じたあたりから、からだ全体が重みと痛みを発するようになり、最初は時々小さく、徐々に強まり最近では毎日痛いのだとか。
祈祷をしたのになぜ?
祈祷をちゃんとしたのに、なぜそうなってしまったのか。
その方曰く、その土地の井戸を掘るときに「この土地の井戸はすごく悪いから、ほこらを建てなさい」と言われてたそうだ。
そのほこらが井戸の南西方向においてあり、昔はじいさんが水やらをあげていたが、自分の代では特に何もしていないからそのままなんだそう。
どうやら井戸を祈祷したものの、もともとよくない地に井戸を掘ったためにほこらがあるのだが、そのほこらがないがしろになっている事が原因のようだ。
井戸に塩とほこらに酒と水を
その話を聞いて、まずは井戸に塩を、ほこらに酒と塩とお水を置くようにすすめた。
後日、その後の話を聞いてみるとどうだろう、井戸に塩を置いた途端に、背中が少し軽くなって今まで頭がまるで霧の中にいるようにモヤがかかっていたのがすーっと晴れていったのを感じたそうだ。
おどろいた。井戸を埋めてはいけない話は本当だったのだ。
井戸を埋めて建てた建物で死人が出た例も
ネットで検索していくと、どうやら井戸を埋めて建物を建ててしまったがために、命を落とした例も載っていた。
確かに建築業界の知人に聴くと、宗教系の建物を建設しようとして担当者が事故でなくなったり、その土地の地縛霊が取り憑いたりなんて話を多々聞かされる。
信じない人はそれはそれで幸せなのでよい。災難があってもそのせいだとは思わないだろうから。
しかし、信じていてどうしたらよいのかと困ってしまっている人に解決策を提供したい。
どうしたらよいのか
無難な策は、蓋をして埋めないことだそうだ。そうすれば水神様の逆鱗に触れることはない。
しかしそこが建築予定地の真ん中だとしたら・・・ その計画を中止するほかないのではないかと私は思う。
おそらく祈祷されたとしても完全に解決できる保証はないからだ。
それでもその地に建物を建てたいのであれば、昔の人のようにほこらを作り、毎日感謝の水換えと酒と塩の取り替えを行うことが吉なのではないかと思う。
他にも仏教系の解決策も考えられるが、それはその筋に詳しい人を当たってみてほしい。
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