「中国はまるでヒトラー」ファーウェイが消えたのは必然?

エッセイ

少し古い出来事になるが、11月24日深夜にAbemaTVで放送された「カンニング竹山の土曜The NIGHT」にて竹山さんがジャーナリストの大高未貴さんのウイグル族の問題解説に対して「中国がやってることって、まるでヒトラーがやったことと同じことじゃないですか」とコメントした。

中国という国が現代の若者にはどのように映っているのかは分からないが、裏ではウイグル族の大量虐殺で人間の臓器を売買しているという話も番組では放送された。また、以前からもニュースになっているように、中国はカネで他国の港を騙し取っている。知らない人はぜひこれを機に検索していただきたい、中国が今他国を少しずつ支配しようとしているのだ。

アメリカが中国に対して関税で圧力を加えた。これは中国が各国の知的財産を盗みそれが正当化されるような動きを食い止める目的と報道されている。しかし中国は今までしてきた罪を謝罪しその罪を償わなければならない。まず今も不当にとらえられている100万~300万人のウイグル族を解放すべきである。アメリカの関税を非難したメディアもあるが、第三者から見れば悪いのは中国であるのは明らかである。つまりアメリカは結果的に中国に罰を与えたことになる。この一連のアメリカによる関税圧力は中国側の因果応報が招いたものであると私は思っている。

若者はファーウェイをどうとらえるのだろうか

大量虐殺を繰り返し、他国の領土を侵略し、国民の声を弾圧している中国。とにかく嘘をつき人のものを盗む。そんなイメージが今の中国にはある。彼らが急激な成長を遂げたのもほぼ盗んできた知的財産のもとに成り立っている。ファーウェイもその一つである。日本でもファーウェイ製品に対する排除の動きが始まった、それでも若者は気にせずファーウェイ製品を買うのだろうか。

ここでひとつ考えていただきたいことがある。仏教の考え方に「正命」(しょうみょう)というものがある。これは八正道という正しい8つの道を示したもので、この道から反れてはならないとされているもの。正命とは「道徳に反する職業や仕事はせず、正当ななりわいを持って生活を営むこと」である。また、これを読み解くと「間接的に道徳に反する者の手助けとなる物を買わない」ということにもなる。つまり

中国(ファーウェイなど)の製品を買うことは、結果的にあなたが悪の手助けをすることに等しい。

と、言えなくもない。ファーウェイが黒である証拠はまだない。しかし中国政府の今までの動きを見る限り、たとえファーウェイが正当な事業を行っていたとしても、政府の力で悪用されてしまう可能性は極めて高い。もし仮にファーウェイが力をつけ中国政府と真っ向から対立し現中国政府を粉砕することができたならば、中国は世界的に信頼を取り戻すと同時にファーウェイは中国の英雄としてたたえられるのかもしれない。
とはいえ、我々はファーウェイの実態、中国政府の動きを見極めない限り中国製品を購入する決断を下すのは難しいだろう。

問題は国内にある不安材料

日本国内には真実の歴史を知らずに暮らす多くの日本人がいる。第二次世界大戦もアメリカに仕組まれたシナリオだとはほとんどの人は知らない。鳩山由紀夫元首相もそんな歴史や善悪の区別がつかない人種なのかもしれない。

彼はファーウェイ製品を排除する決定を下した政府に対し
「非常に不可思議であり、これは奇妙な政策だ」「日本は中国と協力し、足並みをそろえて(米国)圧力に対応する正しいやり方を選ぶべきだ」
と中国紙の取材にコメントした。

彼は大量虐殺を繰り返す中国と協力すべきだと述べた。この発言から彼に対する不信感は募るばかりだ。
これが今の日本なのかと思うと、非常に悲しい気持ちになってしまう。ネットが普及した現代だからこそ、正しい歴史を若者に届けなければならないのではないだろうか。

あなたはどう思うだろうか。

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