マーガリンが生まれ変わったことを知っていますか?

エッセイ

マーガリンが一時「身体に悪いから食べない方がいい」という噂が出回りました。
その背景には、マーガリンに含まれる「トランス脂肪酸」というものの働きがありました。

このトランス脂肪酸は、高血圧や心疾患などを引き起こす物だと言われています。
そして、マーガリンにはこのトランス脂肪酸が多く含まれていました。

アメリカやデンマークなどでは食品に含まれるトランス脂肪酸の量を強く規制しておりますが、日本では基準値が低くあまり問題視される物ではありませんでした。
しかし一部の健康マニアの方々のおかげで日本の規制値が低いなどの情報が出回り、トランス脂肪酸を特に多く含むマーガリンが標的になりました。

トランス脂肪酸はマーガリンだけではなく菓子パンやクッキー、アイスなどにも含まれておりますが、これらの商品ではそれほど騒がれてはいないようです。

さて、その「身体に悪い」と評されたマーガリンですが、ここ数年で大きく変わったことをご存じでしょうか?
株式会社明治(meiji)から発売されている「明治コーンソフト」を始め、明治の取り扱う商品からトランス脂肪酸生成の原因である「部分水素添加油脂」を全く使用しないマーガリンを2018年3月以降から順次商品化しております。

「部分水素添加油脂」ってなに?
食用油脂を原料にした油脂で、常温で固まりやすいのが特徴。
マーガリン製品の「使いやすさ」、「作りやすさ」などを実現するために使われてきました。
部分水素添加油脂をつくる過程で、トランス脂肪酸が生成されることが知られています。

「えー、そんなの信じられない、どうせまだ身体に悪いんでしょ?」
という方は、是非サイトを閲覧されてご自身の目で確認されたい。
株式会社明治(meiji)

ちなみに我が家では、今年半ばころからこの「部分水素添加油脂」の不使用マーガリンを使用していますが、以前と違って従来のマーガリンの変な匂いはなくなりました。
また、たくさんつけすぎると気持ち悪くなることもありましたが、今ではそういった変な感じはしなくなりました。

気になる方は、一度パッケージをご覧になってチェックしてみてくださいね!

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