タクシーアプリの弊害

エッセイ

先日、タクシーのアプリが存在することを知る機会があった。
「タクシーがスマホから呼べるなんて便利じゃん!」なんて思っていたら、タクシー会社曰く意外とトラブルが多いらしい。

一人のお客さんが数社一斉にタクシーを呼ぶ

なんととんでもないお客がいるのだとか。
タクシーアプリを使って、数社一斉にタクシー要請をし最初に到着したタクシーに乗ってとっとと移動してしまうのだとか。
電話と違ってアプリだから気軽に呼べるなんていう発想からなのか、人の迷惑を考えないまったく手前みそな客だ。

それらが発覚したのは、一番最初に到着したタクシー運転手がお客さんからこう言われるからなのだとか

運転手さん運がいいね!一斉にタクシー呼んだけれど運転手さんのタクシーが一番乗りだったよ。他のタクシーは残念だったね~

なんというか、最低な人間としか思えない発言で正直びっくりする。
これが同じ日本人のしている行為かと思うと、なんだか悲しい気持ちにすらなってしまう。

アプリの予約方法を検討しなければ

これらの被害が発生しないようにするにはどのようにしたらよいのだろうか。
ひとつは、タクシーを予約する際にクレジット番号を入力させ、無断キャンセル時には最低支払額を支払う仕組みづくりが有効そうだ。また、クレジット番号入力して予約されたお客さんにはタクシー運賃に適用できるポイントシステムを導入するのもよいかもしれない。
もうひとつは、同じIPアドレスから予約できるタクシー数を制限する方法。これはプログラムに組み込むだけなので一番手っ取り早いかもしれない。ただし、複数人がそれぞれ違うタクシーを呼んで1台で出てしまった際には無断キャンセルが発生するので、やはり最初の方法がベストなのだろう。

一度に複数のタクシーを呼ぶ行為、あなたはどう感じただろうか。

…因果応報、どこかでツケは回ってくるものだ。

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