ホンダ販売店「やったぜ日産」SNS発言に思う残念さ
先日の日産カルロス・ゴーン氏の逮捕後、ホンダ販売店の「Honda Cars大阪東花園店」のツイッターで「やったぜ日産」という投稿があり批判が相次いだ。
その後投稿は削除され、ホンダ公式ホームページにて「不適切なSNS投稿についてお詫び」と題した文書を発表する事態となった。
中学生レベルの思考
こういった投稿を見て感じることは、私が中学の頃に悪ふざけをして誰かをからかって遊んでいた頃とそっくりだということ。
他の中学生のレベルが同等とは思わないが、少なくとも私の中学レベルの投稿内容だと言える。
SNSが普及してまだ10年ほどという比較的浅いこの文化では、まだどのような危険性が含まれており、どのような有効性が含まれているのかすべてを把握し切れてはいない。
しかしながら、コンビニ冷凍庫にアルバイト店員が遊びで入った投稿や、飲食店の食洗機に身体を突っ込んだ投稿など社会問題となったのはついこの間のこと。
今回のような不適切な投稿に対する批判など容易に想像できたはず。
なぜ不適切な投稿が後を絶たないのか
「悪ふざけ」などに見る「ネタ」という感覚は「お笑い」から来ているのではないかと思う。もちろんお笑いが悪いことと言うわけではない、お笑いはネタであってあれが商売道具なのだ。彼らは時間をかけて人を笑わすために必死になってネタを考える。決して誰かを馬鹿にしたり傷つけるためにネタを作っているわけではない。
しかしその意図は伝わらず、ねじ曲がった思想だけが一人歩きし、「悪ふざけ」が「面白い」という発想に至ってしまうのだろう。
なんとか日本をきれいにしたい
若い世代にこういった行動がよくないということを教えていかなければならない。しかしながらSNSを見て育つ子供たちは、これをまた面白おかしく捉えてしまうのだろう。
願わくば、これらを反面教師としてまっとうな考え方を持った日本にしていただきたい。
あなたはどう捉えるだろうか。
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