学校で「いただきます」を言わなくなった

エッセイ

『「いただきます」を言わない学校ができた。』
そんな記事を何年振りかに目にしたので、少し過去を掘り下げて調べてみました。

もう10年近く前からこの手のニュースは消えない感じがしています。
モンスターペアレントによる抗議によって学校側が譲歩し、「いただきます」の代わりに鐘をならすのだとか。

「いただきます」に抗議する彼らはこう言うのだそうです。

給食調理員には賃金が支払われている。これに対して感謝させるというのは資本主義社会の理念に反した誤った教育だ。保護者が給食費を支払っているので生産者に感謝の必要はありません、児童と保護者は客です。

「お金を払えば感謝なんかしない。感謝する必要がない!」そう言っているのだと思うのですが、皆さんはどう思われるでしょう?

ネットではこんな意見が

「給食費払ってるんだからいただきますって言わせんなと保護者から苦情が来たので、笛の合図で食べ始める小学校がある」という投稿記事を新聞で読んでもう何か色々と残念な気持ちになった。

新聞に給食の前に「いただきます」を言わせない親の記事が載っていた。お金を払っているから、言わなくていいと言ったらしい…どう思います?おかしいでしょ!?日本人はだんだんおかしくなってる

「挨拶」なんだからいいんじゃないの?例えば、命を助けてくれた救急隊員に「お金払ってるから礼は言わない」なんて人いないでしょ?金銭と挨拶は別問題ですよ。

多くの方が残念に思っているようです。
お金の支払い有無に関係なく誰にでも「感謝」できる人間関係ですと気持ちがいいですよね。

これからの日本には道徳の授業がもっともっと増えるといいなと思いました。

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