渋谷ハロウィン、有料化してみてはどうだろうか。

エッセイ

今日がハロウィンだってことに、電車に乗って気づかされました。
もう40近い私たちにとっては、なじみのないイベントなんですよね。

ハロウィンを初めて私が耳にしたのは、今から6,7年前のこと。それまでは全く私はハロウィンを知りませんでした。
知人から「東京ディズニーランドのハロウィン見に行くんだよ~」なんて聞かされて、ハロウィンって何?って聞き返したのを覚えています。

先日渋谷で起こった「軽トラック横倒し事件」。ハロウィンってそういうものなの?とテレビを観ていた子供たちは思ってしまったかもしれない。
いい大人がこんなことするの?と感じたかもしれない。
でも言わせてほしい。彼らは大人じゃないから騒いでいるんだと思うの。まだ中学生や高校生と同じ子供なんだよと。

それにしてもここまで騒げてしまうハロウィンって何なんでしょう?そもそもハロウィンって何のイベントなのかを私は全く知らない。
そこでちょっと調べてみた。

ハロウィン、あるいはハロウィーンとは毎年10月31日に行われる、古代ケルト人が起源と考えられている祭のこと。もともとは秋の収穫を祝い悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事であったが、現代では特にアメリカ合衆国で民間行事として定着し、祝祭本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなっている。
カボチャの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」を作って飾ったり、子どもたちが魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れてお菓子をもらったりする風習などがある。

Wikipediaより

ふむふむ、秋の収穫祭ですね。
日本の秋の収穫祭といえば「新嘗祭(にいなめさい)」というものがありますね。

新嘗祭(にいなめさい、にいなめのまつり、しんじょうさい)は宮中祭祀のひとつ。大祭。また、祝祭日の一つ。
収穫祭にあたるもので、11月23日に、天皇が五穀の新穀を天神地祇(てんじんちぎ)に勧め、また、自らもこれを食して、その年の収穫に感謝する。宮中三殿の近くにある神嘉殿にて執り行われる。

Wikipediaより

秋に行われる日本のお祭りの多くはこの「収穫祭」であるわけなので、ハロウィンで祝わなくても秋のお祭りに参加されればよいのでは?と田舎に住む私は思ってしまうわけですが、都会と田舎では違いそうですね。笑

とはいえ若者からしてみれば、「コスプレを楽しむパーティ」だから楽しい!ということかもしれないですしね。

「渋谷のハロウィンは会費制にしてしまえ」

友人と会話をしていたら、渋谷のハロウィン事件に対して彼はこう言った。
「渋谷のハロウィンはさ、自治区の腕章をお金払って購入して、その際に住所年齢等免許のコピー取ってさ、会員制にして腕章がないコスプレイヤーは退場にしてしまえばいい」

ほうほう、なかなか面白い案ではあるなぁなんて思った私です。
取り締まる側も大変かもしれないが、腕章に番号を振っておけば悪さをした番号を通報すれば一発なわけですよ。
これはなかなか賢い案なのかもしれないですね。

海外の文化も楽しいけど、日本の文化は味があるよ

続けて彼は言いました。
「ハロウィンなんてさ、異文化なわけじゃない?なんで日本の古来の文化の良さがわからないかな?日本の文化って見てて味があるよ?」
うーん、確かに味はあるかもしれない。というか我々年を取ってきたから若者目線よりも、味わい深いものに趣を感じる年になっただけなのかもしれない…。
自分が高校生くらいの頃にハロウィンが一般化していたら、確かに今の渋谷みたいにハチャけていたような気がします。。。

事件を起こすのはほんの一握り

結局、騒ぐのがダメってわけじゃないですよね。ほんの一握りのやりすぎてしまった、羽目を外してしまった人たちがハロウィンを壊しているんですよね。
若気の至りといいますか、マナーが守れる楽しみ方ができるようになるといいですね。

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