ユーチューバーのモラル問題

エッセイ

ユーチューバーのやりすぎ問題が浮上したのは、とある人気ユーチューバーの3人組です。道行く女性に後ろから声をかけて「ブス」かどうかを判断していくという残念なゲームをYouTubeにアップしました。
コメント欄には「ドン引きした」「害悪ユーチューバー」などの言葉が目立ち低評価を数多くつけました。実際に見てみますと、やはり残念なゲームであることがわかります。見知らぬ男性に後ろから肩をたたかれるだけでも不安を覚える女性は多く、ゲーム感覚でたたかれた女性が気の毒だという声も。動画の中には「あー!びっくりしたー!」と心臓に手を当てる子も映っていました。「自分が見知らぬ女性から声をかけられて「不細工」といわれたら嫌だろ」といったコメントもありました。なんとも残念な動画内容でした。

所属事務所の質が問われる

所属事務所のKiii(キー)は10月19日、J-CASTニュースの取材に対し、「本人たちと話し合った結果、コメントは避けさせて下さい。リスナーから低評価され、ネガティブに考えているからです」と答えたそうです。所属事務所がまず最初に行うべきことは、間違いへの謝罪と動画の削除ではないかという声もコメント欄に見受けられました。
もともと当ユーチューバーは引きこもりだったそうで、ユーチューブで人気がでてきたことで舞い上がってしまっていたのかもしれませんね。小さい子が調子に乗って悪さをしてしまうたぐいの過ちだったのかもしれません。20代後半ではありますが、モラルが正しく理解できているかは個人個人で異なるものです、一概に「大人のやることじゃない」といった強い口調で非難してしまうのもまた、やり直すチャンスを奪い取ってしまう行為なのかもしれないですね。

謝ることを学び、許してもらうことを知る。

人は必ずしも正しく生きていける生き物ではありません。時には間違い、失敗もします。そして失敗をしてしまった後にはその間違いを正し、やり直すチャンスを皆平等に与えられています。
今回の動画で多くの避難を浴び、自らの間違いに気づいたのならば、まず失礼なことをしてしまったことを謝り、道を正していく姿勢を見せてほしい思います。そしてまたみんなの笑顔を作っていけるユーチューバーになってもらいたいですね。

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