デートに使える心理学

為になる

高校の頃の数学の教師が趣味で心理学を学んでいて、数学の空いた時間に得意げに心理学を話してくれていたのを思い出しました。

私の通っていた高校は工業系で男子の割合が高かったので、男性目線でのデートのお話です。

「いーい、男子諸君!女の子をデートに誘って食事に行ったら、男は奥の席に座ったら駄目!」
「男の人って奥の”壁にもたれられる席”に座りたがるけど、気になる相手や大切な彼女とのデートでそれをしたらアウトだからね!」

ほうほう、なんかよくわからんけど、あんまり気にして座ったことないなぁ。
背もたれ付きの椅子でも、通路側より奥の壁側の方が落ち着くからなぁ。
なんて思っていたら、意外と奥が深かった。

「奥に座るってことはね、途中でなんかあって言い争ったりしても、奥だと彼女の方が先に出て行けちゃうでしょ!それじゃあ彼女が逃げちゃうのよ。そんなことがあった場合でも彼女を帰さない、考え直してもらうためにも男は手前に、出入り口に近い側に座るべきなの!」
「それとね彼女を奥の席に座らせることで、彼女に安心感を与えるの。通路側ってほら、人が行き来するから落ち着かないでしょ!君とのデートは落ち着くんだって感じてもらうためにも奥に彼女を座らせた方がいいの。」
「さらに彼女からしてみれば、奥に自分を座らせてくれるってことは、自分のことを大切にしてくれてるってことだと感じるわけ。もうね、これは効果抜群だから!」

そんな風に力説していて、いつもは寝てる男子生徒も、めずらしく真剣に聞いていたのを思い出した。笑
その話がなんだかずーっと頭の中にあって、それ以来自分はほとんど手前の席に座るようになったんだよね。
ビジネスとか家族の席ではさ、上座や下座ってあるじゃない。だから一概にその場所がいいぞって事はないと思うのだけれど、女性の気持ちを考える、女性を大切にするっていう意味では、とても為になる話だったなぁと思いました。

ピックアップ記事

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。