息子の勇姿に感動した

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現在小学3年生の息子は、1年生の時から空手を習っていて、茶帯まできたところ。
だいぶ体もしっかりして頼もしいお兄ちゃんになってきました。

ある日のこと、学校から帰ってきてから息子がこんなことをいいました。

今日ぼくがんばったんだよ

話を聞いてみると、今日こんなことがあったそうです。

学校から帰っても家に誰もいない子供さんは、学童保育に預けられます。
学童保育に集まる子供さんの中には、親が共働きでほとんど子供の世話をしない親御さんや、子供のしつけを怠っている親御さんもいらっしゃいます。

そんな親御さんに育てられた子供さんは、少しコミュケーションの取り方が乱暴で、平気で殴ってきたり嘘をついたりします。

今日、息子が学童保育の近くを通った際に、小学1年生の男の子が泣いていたそうです。
優しい息子は、その子に「どうしたの?」と話しかけました。

するとその子はこう言いました。
「もう嫌だ、死にたい。」

息子は、これは大変だ!と思ったらしく、どうしてなのかを聞きました。
その子いわく、同じ学童保育の子供の中に、いつも殴ってくる上級生がいるのだそう。(息子曰く2年生)
その子にいつも殴られるから嫌で嫌で仕方がないのだそう。

それを聞いた息子は、「大丈夫、俺がついて行ってあげるよ」といって、学童保育までついていきました。

中から、その暴力を振るう上級生の子がでてきて、何も言わずにその子に殴りかかってきたそうです。
空手をやっていた息子は、とっさにその上級生の子の拳を払いのけ、その子を助けます。

すると今度は息子に向かって殴りかかってきたそうです。
しかし茶帯の息子、またしてもその拳を払いのけます。

くやしかったのか、そのいじめっ子が泣き出しました。
そこへタイミングよく、そのいじめっ子の母親登場。

ひととおり事情を説明すると、母親はそのいじめっ子を叱りつけ、いじめられていた子に謝らせました。
そして、息子にもありがとね。と言って帰って行きました。

こんな話を息子がしてくれたんです。
親としてうれしくてうれしくて、感動の涙を流しました。
こんな心の優しい子に育ってくれたことを感謝して、息子をめいっぱい抱きしめました。
ありがとね!息子ちゃん。立派に育ってくれて!

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