項目「uploaddate」 項目「thumbnailUrl」 項目「name」 項目「description」がありません と、Google Search Consoleで表示された時の対処法

Google Search Consoleで 項目「uploaddate」 項目「thumbnailUrl」 項目「name」 項目「description」がありません と、表示される
2020/2/1 [Microdata記入方法][WPでの書き方短縮版]を更新しました。
サイト内に動画をアップしていると、サーチコンソールから【項目「uploaddate」 項目「thumbnailUrl」 項目「name」 項目「description」がありません】と、表示されるようになりました。今までのようにYoutube動画をただアップするだけではサーチコンソールでは「エラー」として認識されます。それではどうしたらよいのでしょうか?というのが今回の記事になります。
構造化データマークアップをする
本職の方ならば、「あぁ、そういうことね。」と、話は早いわけですが、この記事では「あまり詳しくはない」、「素人でブログを頑張っている」、あるいは「デザイン会社でWEBには強くないがなんとかしたい!」という方向けに記事を書きます。
エラーの解決策は後ほど紹介するとして、まず基礎知識からまとめてみたいと思います。
動画の構造化データマークアップは、直接サイトのSEOに影響しない。
まず最初に知っておいていただきたいこととして、2020年1月現在では動画の構造化データマークアップエラーはサイトのSEOに影響していません。つまりサーチコンソールでエラーを吐き出されても、よく分からないという方は、とりあえず無視しても大丈夫ということなんですね。
動画の構造化データマークアップの恩恵
SEOに関係しないのであれば無視しておきます………それでもいいのですが、ちょっと待った!この動画構造化データマークアップをすることでVlogをやっている方や、BLOGと動画を連携して収益を上げている方にはおいしい恩恵が得られるそうなんです。
記事に動画がある場合のSEO効果は通常の53倍!
超有名サイトQiitaさんの記事によれば、アメリカのリサーチ会社が動画のSEO効果について調査を行ったところ、動画が組み込まれたページの方が約53倍の確率で「検索結果の1ページ目に表示されやすい」という結果が出たそうです。つまりGoogleサーチコンソールが動画を認識しやすいように設定しておくことで、SEOの恩恵は得やすいのだと言えますね。
具体的な解決方法
このエラーを解決する方法は3種類程度あるそうですが、主に使われる2種についてご紹介します。
JSON-LDでマークアップする
まず一つ目はJSON-LDを使用する場合。「JSON-LD」と聞いてHTML+CSSのフロントエンドの方は面食らってしまうのかもしれませんが、javascriptを使用する感覚で覚えてもらえばいいと思います。マークアップの場所はheadタグ内。以下をコピペして該当項目のみ変更すればOK。
<html> <head> <title></title> <script type="application/ld+json"> { "@context": "http://schema.org", "@type": "VideoObject", "name": "動画のタイトル", "description": "動画の説明文", "thumbnailUrl": "https://○○○○○○.com/photos/photo.jpg", "uploadDate": "2016-03-31T08:00:00+08:00" } </script> </head> <body> </body> </html>
上記の「動画タイトル」にYoutubeの動画タイトルを、「動画の説明文」にYoutubeの説明文を、thumbnailUrlの箇所に動画のサムネイル画像をアップロードなりして設定を。(Youtubeは16:9なのでその比率がベスト)、uploadDateの箇所にはYoutubeにアップロードした日付をYoutubeページからコピーして貼り付ければOK。
Microdataでマークアップする
一応GoogleはMicrodataでのマークアップを推奨していますね。JSON-LDでも問題はないので、好きな方でマークアップしてもらえればよいと思います。Microdataでのマークアップは動画の設置場所にそのまま書き込みます。
<html> <head> <title></title> </head> <body> <div itemprop="video" itemscope itemtype="http://schema.org/VideoObject"> <link itemprop="thumbnailUrl" content="【サムネイルURL】" /> <meta itemprop="name" content="【動画タイトル】" /> <meta itemprop="description" content="【動画description】" /> <meta itemprop="uploadDate" content="2020-01-26T08:00:00+08:00" /> <ここにYOUTUBEのiframeコード貼り付け> </div> </body> </html>
こんな感じですね。記事に動画を貼り付ける場合にはこの方が書出しやすいですね。
GoogleのDevelopersの回答はこちら
上記は必要最低限の構造化マークアップですが、本当はもっとマークアップする項目があります。本格的にやられている方はGoogleのDevelopersが公開している資料を元に作成してみてください。
ちょっと待ってくれ、HTMLコードとか書けないし………という方はこちら
構造化データマークアップとか、JSON-LDとか何のことなの?さっぱりだわ!という方はこちらの方法が便利です。
プラグイン「Advanced Responsive Video Embedder」が手軽に解決
コードが書けない人は、Advanced Responsive Video Embedderというプラグインを入れてマークアップしてもらうのが簡単です。
Advanced Responsive Video EmbedderとShortcake (Shortcode UI)をインストール
まずはAdvanced Responsive Video Embedderをインストールします。
これ単体では動いてくれないのでShortcake (Shortcode UI)というプラグインもインストールします。
動画埋め込み時にAdvanced Responsive Video Embedderを使用して埋め込む
実際に記事に動画を埋め込む際には、上に表示された「Embed Video(ARVE)」をクリックします。続いて出てきた画面で、各項目を埋めていけばいいわけですが、必要最低限の埋める箇所は以下の6つです。
- URL / Embed Code
- Thumbnail
- Title
- Description
- Upload Date
- Parameters
以上を埋めることで構造化マークアップされた動画がアップできるようになります。クライアントがブログ記事でマークアップした動画記事を書きたい!という場合には、このプラグインが便利ですね。ただ、クライアントがこの操作を覚えてくれるかどうかは難しい問題です。
動画用サムネイル画像の作り方
クライアントが動画用のサムネイルを作れないよーという方は、動画からサムネイル画像を抽出してくれるサイトがありますので、そちらからURLを引っ張ってくればOK。
WPでの書き方短縮版
毎回プラグインを起動するのが面倒だ!という方は、プラグインインストール後は、直接「テキスト」モード(WordPressの投稿画面の右上にある「ビジュアル」「テキスト」の「テキスト」)で以下を貼り付けていけばOKです。
[arve url="■■動画のURL■■" thumbnail="■■サムネイルURL■■" title="■■動画タイトル■■" description="■■説明文■■" upload_date="■■アップロードの日付■■" parameters="■■YouTubeの「共有」のショートURL■■" /]
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